実はスマホでも簡単です!写真の基本の構図15選【初心者向け】

基礎

こんにちは,青山レイです。

写真撮影を楽しんでますか?

写真撮影する時に

 

  • 「うまく写真撮影出来ないけど写真にも基本ってあるのかな…」
  • 「写真撮影のプロはどのように撮影しているのだろう…」
  • 「構図って聞いたことあるけど構図ってなんだろう…」
  • 「スマホでも簡単で可能なオススメの構図はあるかな…」

 


等と思ったことはないでしょうか?

本記事では【構図】について解説していきます。

プロや写真撮影が上手い方は,構図というものに注意して毎回撮影していますので,あなたの悩みは実はすべて構図をマスターすることであっさり解決できるかもしれません。

それでは早速やっていきましょう。

スマホでも可能!写真の基本の構図15選

1−1 撮影する前に設定の準備しておこう

写真を上手に撮るコツをして,プロも使っている『グリッド』と呼ばれるものがあります。

このグリッドはスマホカメラありますので,ぜひスマホでも活用してくださいませ。

このブログのスマホカメラはiPhoneでの解説になります。ご了承くださいませ。また細かい設定は別の記事になります。

※一眼レフなどのカメラでは,メーカーや機材によりグリッドの設定方法が異なります。各機材の取扱説明書をご確認くださいませ。

1−2 写真の構図選

【初級編(スマホでも可能な構図)4選】
1、日の丸構図
2、分割構図
3、対角線構図
4、サンドイッチ構図

【中級編(頑張ればスマホでも可能)9選】
5、額縁構図
6、トンネル構図
7、四分割構図
8、三角構図
9、放射線構図(消失点構図)
10、対比構図(大小パターン構図)
11&12、アルファベット構図(S字,C字)
13、シンメトリー構図(二分割)

【上級編(初心者がスマホではアプリで可能)2選】
14、黄金分割構図
15、黄金螺旋構図(フィボナッチ螺旋構図)

それでは以下より詳しく構図15選について書いていきます。

15個をそれぞれ組み合わせて出来る構図もあります。

基本が出来ていれば,いつでもどんなカメラでも構図を活用することが可能になり,様々なシーンで楽しみながら思い出を残すことが出来ます。

また実際撮影に行っていると頭で覚えた構図を忘れて撮影してしまいがちですので,頭の片隅にでもこんなのあったなーっと置いてみてくださいね。

【初級編(スマホでも可能な構図)】

基本中の基本の構図。

スマホカメラで実践できるものをまず集めました。この構図ができるようになると,どんなカメラでも楽々に実践可能です。

まずはここから覚えていきましょう。

『日の丸構図』

→よく「日の丸構図はダメだ!」と言われていますが,そんなことはありません。
なぜなら,初心者の多くは日の丸構図から練習しており,プロカメラマンでさえうまく活用している構図だからです。
→まずはど真ん中に配置することで慣れ,その後に被写体を左右前後にずらして撮影してみましょう

  • 日本国旗の赤の部分に被写体を置く,写真の中央に被写体がくる構図
  • メリット:簡単,何を伝えたいのかわかりやすい,被写体を目立たせることが可能,安定感がある,そのカメラに慣れこと
  • デメリット:飽きられやすい,平凡,つまらない→角度や背景などのを工夫することで回避
  • オススメ被写体:人物,建物,お花などの自然,観光地
  • 不向き被写体:料理全般

詳しくは下記の記事にまとめてあります
写真の基本!日の丸構図を学ぶことで得られるメリット【スマホも可能】

『三分割構図』

→初心者でもバランスの取れている撮影が可能。少し意識するだけで簡単に日の丸構図から卒業できる。
また日の丸構図+三分割構図の合わせ方もあり。

  • カメラに縦横の線に合わせて三つに分割して撮影する。その交差した部分の交点と,線に合わせて撮影する構図
  • メリット:簡単,ストーリー性が生まれてくる,安定感が出てくる,収まりが良い,バランスが良い,オシャレ感がアップする,味が出る,飽きられにくい
  • デメリット:下記に出てくる,黄金分割構図と黄金螺旋構図(フィボナッチ螺旋構図)と分割が少し似ている
  • オススメ被写体:人物,テーブルフォト,風景,商品撮影
『対角線構図』

→三分割構図と並んで使う機会が多い表現

  • 被写体を対角線上に置いたり斜めに撮影したりする構図。斜めの線を意識して入れば四角でなくても可能。
  • 斜めに被写体を置く。
  • メリット:平凡からの卒業,写真に動きや奥行き,リズム感,ダイナミック感,見た目に違和感があるために人の目を引きやすい
  • デメリット:水平な被写体を撮影するときは斜めに撮影すると違和感が出る→柱などは縦線に合わせて回避,コップやお皿は水平において回避
  • オススメ被写体:料理,草花,車,スナップ(街並み)
『サンドイッチ構図』
  • 被写体を左右もしくは上下をサンドイッチのように挟み込んで撮影する構図
  • メリット:挟んだ被写体を際立たせる,自然に奥に目線を誘導させる,覗いているような感じにさせる
  • オススメ被写体:広い空間,建物

【中級編(頑張ればスマホでも可能)】

次は初級編を応用した構図です。

初級編の構図を頭に置いて撮影することを前提にした上で、構図を決めていきます。

また似ている構図があり意外と実践可能ですので、あなたが出来る構図から取り組んでみてはいかがでしょうか。

『額縁構図』
  • 被写体の周りを額縁に見立てて撮りたいものを強調する構図
  • トンネル構図よりも画像全体が小さくて,たくさんのフレームが存在する
  • メリット:なかなか見ることが出来ない
  • オススメ被写体:お寺の御堂からの庭園(撮影禁止多い注意ので許可いただいてから撮影しよう),ポートレート,リフレクションでのカーブミラー(=反射したカーブミラー),水たまり,ビー玉
『トンネル構図』

→「額縁構図」の別構図。「サンドイッチ構図」と似ている

  • 被写体の周りを暗くし被写体に目がいくようにする構図
  • 画像全体をフレームで囲む
  • メリット:まるで自分がトンネルの中から覗いているように見える,被写体の周囲がフレーム効果,奥行き感,距離感
  • オススメ被写体:ポートレート,額に周りが木々,玄関,門
『四分割構図』
  • 縦4つ横4つに分解し,その交わっている交点に被写体を置いて撮影する構図
  • メリット:写真がダイナミック,インパクトがある,少し変わったおしゃれ感
  • デメリット:三分割構図よりはやや不安定になりがち
  • オススメ被写体:広大な景色
『三角構図』
  • 被写体の境界線が三角形に見えるような構図
  • メリット:写真に動きが出る→迫力が出る,安定感,安心感,奥行き,遠近感
  • オススメ被写体:高層ビル,お寺,景色,道,桜並木,山の形(クリスマスツリー,東京タワー,富士山,ピラミッド),線路
『放射線構図(消失点構図)』
  • 遠近法の基本である消失点という点を画面の中に入れて,放射線状に被写体が迫ってくるような構図
  • メリット:躍動感,遠近法,広角レンズとの相性が良い,広がり,奥行き
  • オススメ被写体:電車,新幹線,線路,道路,ショッピングモールなどの店舗を全体的に広く見せる,街並み(広角レンズ)
『対比構図(大小パターン構図)』
  • 画にリズムをつける構図
  • 複数の被写体を効果的に対比させられる構図
  • メリット:緊張感,静寂感,お互いを引き立てる
  • オススメ被写体:お花,,海,池,海岸線,山,テーブルフォト,ブツ撮り
『アルファベット構図(S字,C字)(曲線構図)』
  • アルファベットの「S」もしくは「C」の字のように被写体を置いて撮影する構図
  • メリット:遠近感,動き,滑らかさ,時間の長さ
  • オススメ被写体:テーブルフォト,曲がりくねった道,川の流れ,運河,人の行列,躍動感,リズム感
『シンメトリー構図(二分割構図)(対称構図)』
  • 左右対称,上下対象に写しだす構図
  • メリット:水平,垂直に映像が繰り返すことで落ち着き安定感がある,印象的,きっちりした写真,左右対称
  • デメリット:面白みがない,対称でないと違和感
  • オススメ被写体:ビルとビルの間から見えるタワー,水面も写す風景,神社の鳥居,左右対称のコの字の建物,地平線,水の反射,左右対称の部屋,床

【上級編(初心者がスマホではアプリ使用で可能)】

※すべてのカメラアプリではないが,カメラアプリを使えばこの構図も撮影可能なる

最後は上級編で、とてもこだわりのある構図です。

ここが出来るようになると、どんな構図でも撮影可能になり、いつの間にかプロレベルになってることでしょう。

また動画撮影や動画撮影の切り抜きなども余裕でしょう。

『黄金分割構図(黄金比分割構図)(ファイ構図)』

→三分割と似ているが違いの一つが分割する時の比率。三分割線寄りの中央寄り

  • 4つの直角三角形が組み合わせで出来ている構図
  • 写真の縦横を黄金比の割合で分割した構図(数学ではφの記号)
  • メリット:何かを分割する際に最も美しいとされる比率
  • デメリット:少しのズレなく正確に水平垂直にしないとならない
  • オススメ被写体:ポートレート
『黄金螺旋構図(フィボナッチ螺旋構図)(うず巻き構図)』

※すべてのカメラアプリではないが,カメラアプリを使えばこの構図も撮影可能なる

  • 黄金比を分割され領域を繋いでいるフィボナッチ螺旋にそり,特徴的な線や点を配置し,最終的にフィボナッチ螺旋の収束点に被写体を置く構図
  • メリット:美しい調和
  • デメリット:一眼レフやミラーレフにはこのグリッドはない(=形を覚えておかないと意識して使えない)
  • オススメ被写体:木、花、風景
  • 作品例:
    ▪️葛飾北斎の富獄三十六景→美を求めて行きついた構図
    ▪️パルテノン神殿

1−3 構図を覚えることで得られること

✔️こんなことも誤魔化し可能になる
・他の技術を知らなくても誤魔化せる
・写真センスに自信がなくても誤魔化せる
・デザインセンスに自信がなくても誤魔化せる

✔️他の人に頼られるようになる
・子供の行事での撮影会
・子供が遊び行った家で自慢から依頼される

✔️SNSの撮影に応用できる
・メルカリやヤフオクなどの不用品を撮影時に可能
・twitter,インスタグラム,Facebookなど

まとめ

どんなに高価なカメラを使っても下手な人もいれば,スマホのカメラだけで上手な人もいます。

その差は簡単。この「構図」を意識して撮影しているかどうかになります。

写真は「線」を意識して撮影する。その「線」を意識すること(=構図を意識する)上手くなっていくポイントになります。

それはお花,テーブルフォト,風景,物撮り,人など,どんなジャンルも同じで,「写真で何を伝えたいか」を意識し撮影することでも,上手くなっていきます。

ぜひ試して見てくださいませ。

 


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